# NIS2施行：各国の期限とバックアップの準備状況

> NIS2指令はEU全域で施行されましたが、施行と加盟国による国内法への転換のスケジュールは様々です。ここでは、期限の概要と、指令に対応したバックアップとリカバリの準備チェックリストをご紹介します。

Source: https://loopbackup.com/ja/blog/nis2-enforcement-deadlines-backup-readiness
Publisher: Loop Backup
Content language: ja

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## 概要

NIS2指令は2023年1月に発効し、2024年10月17日までに国内法への転換が義務付けられました。現在、加盟各国は施行段階にありますが、各国の当局は2026年まで様々な監査および報告のスケジュールを適用しています。

貴社がNIS2の下で「**必須**」または「**重要**」な事業体に該当する場合、その対象範囲はNIS1よりもはるかに広範であり、現時点で監査を受けているか否かにかかわらず、すでにこの規制の対象となります。

## NIS2がバックアップとリカバリに求めるもの

第21条では、「暗号化技術の使用に関する方針および手順、ならびに必要に応じて暗号化」を求めており、特に**バックアップ管理、災害復旧、および危機管理**を明示的に挙げています。これを実用的な制御策に翻訳すると、以下のようになります。

- 対象となるすべてのシステムのテスト済みかつ不変なバックアップ
- サービスごとの文書化された目標復旧時間（RTO）および目標復旧時点（RPO）
- エアギャップまたは論理的に分離されたバックアップコピー
- 監査のために証拠を保持した定期的な復元訓練
- インシデント発生を認識してから24時間以内の報告、72時間以内の完全な報告

技術的な構成要素については、弊社の[3-2-1バックアップルール](/3-2-1-backup-rule)および[エアギャップバックアップ](/air-gapped-backups)のガイドをご覧ください。

## 加盟国の対応状況スナップショット

一部の加盟国では国内法への転換が遅れ、段階的な監査プログラムを実施しています。2026年のマイルストーンを*最低限*の目標と捉え、各国のCSIRTはすでに証拠の提出を求めている可能性があることに留意してください。

## 罰則

必須事業体の場合、**最大1,000万ユーロまたは全世界年間売上高の2%**、重要事業体の場合、**最大700万ユーロまたは1.4%**の罰金が科せられます。経営陣は個人的な責任を問われる可能性もあります。

## Loop Backupの貢献

[Loop Backup](/)は、文書化されたRTO/RPO、完全な復元訓練レポート、EUデータレジデンシーを備えた、不変で地理的に分散されたバックアップを提供します。詳細は[データセンターの場所](/data-center-eu)および[セキュリティ概要](/data-centre-security)をご覧ください。

## 結論

国内法への転換期限は過ぎました。しかし、施行猶予期間はまだ残されています。以下のチェックリストを活用し、万全の体制を整えましょう。
